マルシェにはさまざまなスタイルの出店者がおり、スペースもテントタイプから長机タイプまで多種多様です。その中でも、ワゴンを活用して商品への視線を集めたり、陳列を見やすくしたりする方法もおすすめです。
今回は、マルシェイベントでワゴンを活用するメリットを解説します。 ワゴンを設置する場合の費用や注意点にも触れるので、今後出店を検討している方はぜひ参考にしてください。
目次
マルシェイベントでワゴンを使うメリット
マルシェイベントでワゴンを活用するメリットは、主に下記の3つです。
・華やかさや賑わいを演出しやすい
・人目を惹きやすい
・お店のコンセプトに合ったデザインにできる
ワゴンは小さなお店に向いている形態であり、限られたスペースでも効果的に活用できます。場合によっては、テントの中にワゴンを設置するなど+αの出店スペースとして使うこともできます。
+αの出店スペースとして使う場合、ワゴンに陳列されている商品は特に目を惹きやすく、賑わいを演出できます。自然と手にとってもらえるので、目玉商品や新商品の陳列にも向いています。
また、ワゴンのテイストを工夫すれば、お店やブランドのコンセプトに合わせることも可能です。例えばカラフルかつポップで明るいワゴンにすると、イベントで目立ちます。シンプルで木のぬくもりが感じられるワゴン、レンガを使った欧風のナチュラルなワゴンなど、さまざまなイメージを作り上げ、世界観を演出していきましょう。
マルシェイベントにおけるワゴンの成功例
ここでは、マルシェイベントにおけるワゴンの活用事例を紹介します。
具体的にどのようなアイテムをワゴンに配置しようか迷っている方は、チェックしてください。
・雑貨
ワゴンに飾り棚を載せると、陳列した商品を見やすくできます。そのため、細々とした雑貨やアクセサリーを並べるのに最適です。「平置きでは商品の魅力が伝わらない」「色々な角度から見てほしいので高さのある陳列をしたい」というときにもおすすめです。
商品の魅力を説明する看板を設置するなど、展示物と販売商品を分けて陳列する方法にも向いています。
・生花
ワゴンいっぱいに生花を陳列すれば、マルシェのスペース全体がパッと華やかになります。マルシェのスペースいっぱいに花を設置するより目を惹きやすく、手軽に手を伸ばしやすいことから、購買意欲も刺激できます。
また、展示する商品点数が少なくてもスカスカな印象になりにくく、効果的なPRになることも利点です。
・レジスペース
人の背丈くらいあるワゴンであれば、ワゴンをあえてレジスペースとして活用する方法もあります。グラスやお皿など割れ物を販売している場合、会計のついでに梱包する必要があるため、専用のレジスペースを設けた方が安全です。
また商品を販売するスペースと離してワゴンを置いておけば、動線が混乱することもありません。「スタッフとコミュニケーションを取るスペース」として独立できることも魅力であり、一人ひとりに丁寧な接客をしやすくなります。
マルシェイベント出店でワゴンを活用する際の注意点
ワゴンはマルシェイベントに便利なツールですが、一方で注意点やデメリットもあります。ワゴンの利点を活かすためには、注意点やデメリットを理解したうえで、適切な活用方法を考えることが大切です。
ここでは代表的な注意点を解説するので、チェックしておきましょう。
出店場所に設置が可能か確認する必要がある
まずは、ワゴンでの営業が禁じられていないか、別途の申請が必要でないかを出店場所へ確認することが必要です。公園などの公共の土地であれば問題ないと考えがちですが、実際は自治体の許可が必要な場合が多く、自由に出店できるわけではありません。
場所やイベントによっては、倒れたり第三者に動かされたりする可能性のあるワゴンを、安全目的で禁止している場合があります。また、申請をせずに無断で出店すると撤去されたり、改めて申請しても許可が下りなかったりします。
さらに、使用するワゴン・テント・テーブル類の仕様が指定されていることにも注意が必要です。
無許可での出店や、禁じられているタイプのワゴンを使った営業は、後々トラブルの原因になってしまいます。まずは要綱をしっかりチェックして出店申請し、トラブルを予防しましょう。
商品の管理に注意する
ワゴンで扱う商品は、特に管理を徹底する必要があります。テントと比べて陽の光を遮る物が少ないので、直射日光や高温により状態が変化しやすい生花などを陳列する際は、別途で幌をつけるなど対策しておきましょう。
また、夏場に食中毒のおそれがあるもの、外での管理に適さないものは避けるのが無難です。さらにワゴン自体が倒れてしまわないように、バランスに注意する、重りをつけておくなどの対策も検討したいポイントです。
マルシェイベントで使うワゴンは購入・レンタルどっちが良い?
マルシェイベントで使うワゴンの入手方法は、「購入」か「レンタル」です。
どちらにもメリット・デメリットがあるので、下記でチェックしてください。
購入の場合
ワゴンを購入する場合、小規模で簡易的な設備のものであれば10万円程度で購入できます。屋根つき・パラソルつき・陳列棚の数が多い・車輪付き・収納スペースつきなど、少し凝ったワゴンの場合は、小型で10万~20万円が相場となり、大型でよりスペックの高いワゴンの場合は、50万円も珍しくありません。
ただし、中古であれば状態によって定額の半額程度で済むことも多いです。費用を抑えたい方は、中古品も候補に加えてはいかがでしょうか。
一度購入すれば、自分が使いやすいよう後から棚や引き出しを釘打ちして固定するなど、アレンジが可能です。長期的に活用したいときや、定期的にマルシェイベントに出店する予定があるときは、購入を検討してみましょう。
一方で、保管のスペースが取られてしまう、マルシェイベントによってはワゴンのサイズが規定に合わず使えない可能性があるなどのデメリットがあります。希望に合いそうなワゴンがなければ、レンタルを利用するのもおすすめです。
レンタルの場合
レンタルであれば、業者によっては1日単位で借りられるので非常に便利です。保管スペースも不要で、ワゴンのデザインや機能性次第で価格も自由に選択できます。短期的に使いたいときや、初めてマルシェに出店するときにレンタルするのがおすすめです。
長期のマルシェイベントに備えて1~2週間程度確保できるケースもあり、使い勝手が良いのがレンタルの特徴です。イベントが多いシーズンはレンタル需要が高くなるので、早めに予約して確保しておくと良いでしょう。
一方で、デメリットとしては、ワゴン自体に絵を描くなど手を加えられないことや、頻繁に出店する場合は、かえって費用がかさみやすいことがあげられます。
なお、レンタルワゴンの使用料は小規模で簡易的なものであれば1日5,000~19,800円程度と幅広く設定されています。なかには配送料がプラスされる(もしくは自己負担となる)こともあるので、事前にチェックしておきましょう。
マルシェイベントに出店するならHIRAKELレンタルの活用がおすすめ
マルシェイベントに出店を検討されているのであれば、「HIRAKELレンタル」の活用がおすすめです。マルシェイベントで使用できる商品は以下のとおりです。
最短1泊2日19,800円から使えるので、単発の利用から長期的な利用まで対応しています。スタンドボードやフックボードが付属しているので、店の雰囲気に合わせて自由にアレンジできます。
デザイン性・機能性ともに優れたワゴン型屋台です。シンプルなつくりなので、お店のコンセプトに沿った装飾が施せるのがポイントです。設置するだけでワンランク上のイベント空間を創出できます。
まとめ
マルシェイベントでワゴンを活用すると、パッと目を惹くオリジナリティあるスペースにすることができます。華やかさが一気に増すので、イベント全体の盛り上げだけでなく、自店舗の売上向上に寄与するかもしれません。